リリースノート OpenFOAM® v2.0.0
出典: OFWikiJa
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[編集] OpenCFD社によるOpenFOAM®のバージョン2.0.0のリリース
2011年6月16日
OpenCFD社は、ここに自社のオープンソースCFDツールボックスOpenFOAMのバージョン2.0.0がリリースできることを嬉しく思います。
バージョン2.0.0は以下の形式で配布されます。
バージョン2.0.0は、以下のような重要な拡張を含む大変更された新バージョンです。
- 表面フィルム
- 新しい表面フィルムモデルのライブラリは、薄いフィルムの複雑な挙動を予測する機能を提供するもので、オプションで連続体と離散(粒子)の両方の相でのバルク流とのカップリングを並列に解くことも可能です。このモデルでは、フィルムの流れ、破れ、濡れている部分での飛び散り、スプレーした場合に生じるフイルムの冷却などの熱的効果を予測することができます。 さらに詳しく
- 定常VoF
- 複雑な物理現象を含むシミュレーションを速く安全に定常状態にするために、局所的な時間刻み変更(ローカル・タイム・ステッピング)の手法が開発されました。この手法は、界面捕捉を行うVoF法などのOpenFOAMのいくつかのソルバーに実装されています。初期の計算結果において定常状態への著しい収束性を示します。 さらに詳しく
- ラグラジアンモデル
- 離散要素モデル(DEM)の完全に並列化された実装が導入されました。全ての格子が凸でないといけない制限を取り除くために、粒子追跡アルゴリズムが書き直されました。出来あがったアルゴリズムは、単純な六面体格子では少しだけ速いだけですが、borderline-convexな格子を持つ複雑な格子ではかなり速くなりました。また、デーゼル・スプレーの機能が、v1.6で導入された新しいラグラジアンのフレームワークに統合されました。さらに、局所的な時間刻み変更(ローカル・タイム・ステッピング)は定常状態での粒子追跡にも正常に機能します。 さらに詳しく
- 熱物理モデル
- 熱物理モデルが拡張され、形態係数放射モデル、熱バッフル、熱ポーラスゾーンが加わりました。thermophysicalProperties辞書におけるモデル係数の指定のための文法がより理解しやすいように、ライブラリが作り替えられました。固体、液体そして気体用の新しい熱力学パッケージが加わりました。 さらに詳しく
- 化学
- A new development for fire-safety simulation is modelling of pyrolysis, the decomposition of material at elevated temperatures, that is a usually the first reaction in the burning of solids.For chemistry in general, a chemFoam solver has been created to perform validations of the stiff chemistry solver in OpenFOAM; validation cases are supplied. さらに詳しく
- 乱流モデル
- 新しいダイナミック・ラグラジアンLES乱流モデル、ラグラジアン2方程式渦粘性モデルが実装されました。OpenFOAMにおける壁関数モデルに対して数々の更新が成され、u+=u+(y+)の表形式のデータを用いる新しい壁関数nutUTabulatedWallFunctionも実装されました。 さらに詳しく
- ポスト処理
- ポスト処理に関連しては以下の数々の拡張があります。流線や壁近傍の場の計算のための新しい機能オブジェクトや実行の制御、ParaViewでの新しいポリヘドラル格子のサポート、そしてEnSightによるポスト処理用のオプション機能です。 さらに詳しく
- 実行時制御
- 実行時制御についても数々の拡張があります。#codeStreamディレクティブを用いた実行時のC++コードのコンパイル・ロード・実行機能、codedFixedValue境界条件とプログラマブルな関数オブジェクト、SIMPLE/PIMPLEソルバーにおける残差と収束の新しい制御、-helpオプションで見れる説明文付きのヘルプ情報、更新されたファイルの監視方法の変更、そして、並列計算の改良です。 さらに詳しく
- メッシュ生成
- メッシュ生成での更新は、snappyHexMeshにおける特徴辺の処理の追加、blockMeshの設定ファイルでの文法の改良、そして、以前よりメッシュの読み書きがかなり速くなるバイナリーファイル形式です さらに詳しく
- その他
- その他、強連成の形式用いて圧力損失に対する最適化を行うadjointShapeOptimizationFoam、永久磁石による磁場を解くmagneticFoam、といった新しいソルバーがあります。また、その他、いくつかのサードバーティのフォーマットでデータを読み書きする機能を持つlibfileFormats、VTKやParaview等でblockMeshの形状を表示させるツールであるlibvtkPV3blockMeshといった新ライブラリがあります。 さらに詳しく
OpenFOAM v2.0.0 is produced by OpenCFD — who are Henry Weller, Mattijs Janssens, Chris Greenshields, Andy Heather, Sergio Ferraris, Graham Macpherson and Jenya Collings — with external contributions from Mark Olesen and Niklas Nordin.
OpenFOAM 2.0.0をダウンロードするには、ここをクリックしてください。
